お久しぶりです.上野です.
「大会終わってから,お前何してたんだよ」なくらい久しぶりですが,
きっちりCUFP2015やらせていただいております.
「4年も日記書け」だそうなので4年生日記シリーズ始まります.
第一弾は“マシン担当記事”です
あまりCF15について日記で語られていないので,紹介します.長文注意
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CF15について
不可侵領域で6年間維持されたディメンジョンと決別します.
やり残したこともありますが,CF15が軽くなりそうにない以上,
CF14の走行データと大きく異なるデータが取れる気もあまりしないので...
1600→1750
ホイールベースです.ヨーモーメントの増大を狙ってます.
重量と慣性の増加を考慮しても3%は得なはずです.
上CF14,下CF15
つぎ,1200→1300
前後トレッドです.旋回G向上を狙っています.
サスペンションと合わせて雑な皮算用ですがスキパ5.2[s]切れる数字が出てます
本当か?嘘だろ?(笑)
大型化しますが,パイロンとの距離は極低速で6cm近づく程度
動画見た感じだと何とかなると思ってます.
マシンの印象もかなり変わるのではないかと期待
あと,最低地上高50→30で低重心狙います
この他,アンダーステア解消や念願のkazTechダンパーなど
近年まれにみるchassis yearとなってます.
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個人的な反省
本当はホイールのリム幅アップもやりたかったのですが,
予算を貰えませんでした.予算会議に間に合わなかったのが真相です.
ホイールはCF16に持ち越しです.2か年計画だ!
2013年に買ったタイヤデータがエア圧以外でやっと有効に活用できてきました.
タイヤの非線形性を考慮したステア傾向の計算シートや,
ジャッキアップ量計算シートなどに使ってます.
他にも数UBを駆使した自作のジオメトリ計算シート
(同機能のソフトを昔買った気が…5万くらいで…)やら,
タイヤ性能のモデル式化の計算シートやらエクセルがやたらと増えました.
ところが結局,CF15の設計納期に間に合わないとか…
ほとんどCF15に活かされていない…
個人的に納得できない設計のまま製作に入ってしまいそうです.
1年間のプロジェクトで,悠長なことも言っていられないので,
できないことは,さっさと諦めて次年度へまわして,
2015年大会に向けて各パーツを成立させていくのが,
12月の自分の役割だと思っています.大変なパーツもあるので…
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ここ最近,ヤマハ訪問,静的審査交流会などイベントもあったのですが,
4年生日記シリーズは
重大報告のある川越に次回日記を書いてもらいます.
以上,4年生日記シリーズ第一弾“マシン担当記事”でした.