老害参上
ご無沙汰しております。
前回の更新から約2年ぶりの更新となりました。
川越の呼びかけに馳せ参じました宇田です。
僕もこの春に無事千葉大学を卒業しまして進学することとなりました。
進学先は実は川越と同じでたぶんそれで彼から呼ばれたのかと思います。
それでは川越にならって僕なりの振り返りを。
これから一部の人にとってかなり不愉快なことを長文で書きます。
しかし最後の一年の活動を通してずっと考えていたことであり
CUFPが抱えている(もしくは今後直面するであろう)問題のことなので書かせてもらいます。
不愉快だと思われた方は申し訳ないですが老害の戯言として読み飛ばしていただければ。
同期の皆が14年度も残る中、僕は13年度をもって第一線を退くことを選択しました。
もちろん僕も他の人と同様13年度の成績は悔しいものでしたし
活動を続けて挽回してやろうという気持ちは強くありました。
しかし、ある理由で僕は当時のCUFPを引退することを決めました。
それは「意識の共有」です。
組織とは
「共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステム」
とあります。
ここでいう共通の目標とは大枠でとらえれば大会での優勝となるでしょう。
しかしそれ以外の目標はどうでしょうか。あるいは意識と言い換えても良いかもしれません。
学生フォーミュラという活動に対する意識の比重はメンバー全員が同じものではありません。
大学生活のほとんどを捧げてもいいというような熱い思いを抱えたメンバーもいると思いますし、
極端な言い方をすればサークル活動の一環でしかないと捉えているメンバーもいるかもしれません。
これらの意識は一方が他方を強制すべきではないと僕は考えています。
雇用関係ではなく同好会のような形態をもつ組織である以上、組織からメンバーへの強制力は必要最低限に抑えるべきであると。
しかし、(あくまで僕の主観であり他のメンバーから見れば僕が異端で問題児だったのでしょうが)残念ながら13年度のチームは多数のメンバーの「強烈な意識」に他のメンバーが迎合せざるを得ないという体系であったように思われます。
また、MTGにおける議論でもその傾向は見て取れました。
僕は13年度においてある種のファシリテーターのような立ち位置であろうと努めていました。
ほぼ僕らの代が最高学年であったため意見しづらい後輩の代弁をするためであったり
行き過ぎた言動に苦言を呈す役がいなかったためです。
しかし、MTGにおいてもその「強烈な意識」が何においても優先され決定権を持っていました。
当時はそれらのメンバーが多数であった以上その意見がチームの意見となることは当然のことです。
しかしそれに対する反対意見等は議論の上に否定されるべきであり、一部のメンバーの裁量によって否定されるべきではありません。
「より良いマシンのために」という言葉は自由な言動への免罪符としてではなく、公平性を保った言動に対してのみ使われなければなりません。
個人の犠牲の上に成り立つ組織は健全とは言えません。
「意識の共有」は非常に根が深く、また難しい問題です。
チームの黎明期などに根幹となる部分を作り上げていくときはメンバー全員の明確な意識は必要となるでしょう。
また、過度の自由は組織の維持に支障をきたすため制限を設けることも必要となります。
しかしそれらは行き過ぎれば健全な組織たりえません。
結成から10年あまり経ち、組織として成熟しつつあるCUFPは、
多様な意識を擁すことができるチームであると思います。
僕が退いてからはマシントラブルもなく11位という素晴らしい順位につけたことから考えると
今の状態が正常であり望ましいものであり、僕の意見は間違っているのかもしれません。
しかし僕も、僕なりにこのチームを大切に思っているからこそ
伝えておかなければならないと思い、こうして書かせてもらいました。
長々と辛気臭いこと書いてしまいましたが、最後に謝辞を。
先輩方
明晃さん、誠さんを始めいろんな先輩方にすごくよくしてもらいました。
先輩方にたくさんいじってもらえた日々が今でも思い返されます。
あの頃はほんとに楽しかった。
これからも可愛がってください。
後輩諸君
頼りない先輩で本当にすまなかった。
特に直接の後輩になる石本君には僕の負の遺産をすべて負わせてしまい
余計な負担を増やすことになってしまった。
ひとえに僕の不甲斐なさからくるものであり本当に申し訳なく思います。
優秀な君たちだから僕を反面教師にしてくれればきっと成長できます。
残り短い期間ですが体に気を付けて頑張ってください。
大会には遊びに行きます。かまってあげてください。
同期共
僕は同期の皆と一緒に活動できてうれしかったです。
川越ではないけれどあれだけいろいろあっても13まで続けてこれたのはお前らのおかげです。
いろいろと酷いことを書きましたがお前らが嫌いだったからじゃありません。むしろ好きです。
またいつか集まって飲んだりなんだりできたらなと思います。
なんかあったら呼んでくれ。行くから。
次の日記は石本君に。
僕に対する恨み辛みのさぞ多いことでしょう。
楽しみです。
さて、長かった僕のCUFPとしての活動もこれで最後です。
今後はOBとして後輩の活躍を見守りつつサポートできればと思います。
4年間本当にありがとうございました。
前回の更新から約2年ぶりの更新となりました。
川越の呼びかけに馳せ参じました宇田です。
僕もこの春に無事千葉大学を卒業しまして進学することとなりました。
進学先は実は川越と同じでたぶんそれで彼から呼ばれたのかと思います。
それでは川越にならって僕なりの振り返りを。
これから一部の人にとってかなり不愉快なことを長文で書きます。
しかし最後の一年の活動を通してずっと考えていたことであり
CUFPが抱えている(もしくは今後直面するであろう)問題のことなので書かせてもらいます。
不愉快だと思われた方は申し訳ないですが老害の戯言として読み飛ばしていただければ。
同期の皆が14年度も残る中、僕は13年度をもって第一線を退くことを選択しました。
もちろん僕も他の人と同様13年度の成績は悔しいものでしたし
活動を続けて挽回してやろうという気持ちは強くありました。
しかし、ある理由で僕は当時のCUFPを引退することを決めました。
それは「意識の共有」です。
組織とは
「共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステム」
とあります。
ここでいう共通の目標とは大枠でとらえれば大会での優勝となるでしょう。
しかしそれ以外の目標はどうでしょうか。あるいは意識と言い換えても良いかもしれません。
学生フォーミュラという活動に対する意識の比重はメンバー全員が同じものではありません。
大学生活のほとんどを捧げてもいいというような熱い思いを抱えたメンバーもいると思いますし、
極端な言い方をすればサークル活動の一環でしかないと捉えているメンバーもいるかもしれません。
これらの意識は一方が他方を強制すべきではないと僕は考えています。
雇用関係ではなく同好会のような形態をもつ組織である以上、組織からメンバーへの強制力は必要最低限に抑えるべきであると。
しかし、(あくまで僕の主観であり他のメンバーから見れば僕が異端で問題児だったのでしょうが)残念ながら13年度のチームは多数のメンバーの「強烈な意識」に他のメンバーが迎合せざるを得ないという体系であったように思われます。
また、MTGにおける議論でもその傾向は見て取れました。
僕は13年度においてある種のファシリテーターのような立ち位置であろうと努めていました。
ほぼ僕らの代が最高学年であったため意見しづらい後輩の代弁をするためであったり
行き過ぎた言動に苦言を呈す役がいなかったためです。
しかし、MTGにおいてもその「強烈な意識」が何においても優先され決定権を持っていました。
当時はそれらのメンバーが多数であった以上その意見がチームの意見となることは当然のことです。
しかしそれに対する反対意見等は議論の上に否定されるべきであり、一部のメンバーの裁量によって否定されるべきではありません。
「より良いマシンのために」という言葉は自由な言動への免罪符としてではなく、公平性を保った言動に対してのみ使われなければなりません。
個人の犠牲の上に成り立つ組織は健全とは言えません。
「意識の共有」は非常に根が深く、また難しい問題です。
チームの黎明期などに根幹となる部分を作り上げていくときはメンバー全員の明確な意識は必要となるでしょう。
また、過度の自由は組織の維持に支障をきたすため制限を設けることも必要となります。
しかしそれらは行き過ぎれば健全な組織たりえません。
結成から10年あまり経ち、組織として成熟しつつあるCUFPは、
多様な意識を擁すことができるチームであると思います。
僕が退いてからはマシントラブルもなく11位という素晴らしい順位につけたことから考えると
今の状態が正常であり望ましいものであり、僕の意見は間違っているのかもしれません。
しかし僕も、僕なりにこのチームを大切に思っているからこそ
伝えておかなければならないと思い、こうして書かせてもらいました。
長々と辛気臭いこと書いてしまいましたが、最後に謝辞を。
先輩方
明晃さん、誠さんを始めいろんな先輩方にすごくよくしてもらいました。
先輩方にたくさんいじってもらえた日々が今でも思い返されます。
あの頃はほんとに楽しかった。
これからも可愛がってください。
後輩諸君
頼りない先輩で本当にすまなかった。
特に直接の後輩になる石本君には僕の負の遺産をすべて負わせてしまい
余計な負担を増やすことになってしまった。
ひとえに僕の不甲斐なさからくるものであり本当に申し訳なく思います。
優秀な君たちだから僕を反面教師にしてくれればきっと成長できます。
残り短い期間ですが体に気を付けて頑張ってください。
大会には遊びに行きます。かまってあげてください。
同期共
僕は同期の皆と一緒に活動できてうれしかったです。
川越ではないけれどあれだけいろいろあっても13まで続けてこれたのはお前らのおかげです。
いろいろと酷いことを書きましたがお前らが嫌いだったからじゃありません。むしろ好きです。
またいつか集まって飲んだりなんだりできたらなと思います。
なんかあったら呼んでくれ。行くから。
次の日記は石本君に。
僕に対する恨み辛みのさぞ多いことでしょう。
楽しみです。
さて、長かった僕のCUFPとしての活動もこれで最後です。
今後はOBとして後輩の活躍を見守りつつサポートできればと思います。
4年間本当にありがとうございました。
年1回くらいの頻度で11会やりませんかね。
2015/04/11(Sat) 01:06:59 | 日記