エアロデバイスの豆知識その3 -前縁剝離渦による渦揚力
本宮です。
今日は渦揚力についてお話します。
渦揚力とは渦が翼上面(ダウンフォースの場合は下面)に位置することで発生する負圧によって揚力が発生することを指します
具体例としては低速域のデルタウイング等が大迎え角を取り剝離が生じた際に揚力が回復する事象などがあります。
これは前縁部で剥離した流れが一つの大きな渦を巻きその位置は迎え角に依存しているため、特定の迎え角では翼上面に渦を発生させられるからです。
このためデルタウイング等で低速域の空力特性が悪い戦闘機でも大迎え角を取ることで離陸することが可能になります。
ただし最適な迎え角以外では失速してしまう危険性があるため、パイロットの技術が求められるらしいです。
F1でも渦揚力の利用を試みた例もありましたが、翼後方の流れが乱れたり、L/Dが劣悪だったらりで実用化はされていません。
今日は渦揚力についてお話します。
渦揚力とは渦が翼上面(ダウンフォースの場合は下面)に位置することで発生する負圧によって揚力が発生することを指します
具体例としては低速域のデルタウイング等が大迎え角を取り剝離が生じた際に揚力が回復する事象などがあります。
これは前縁部で剥離した流れが一つの大きな渦を巻きその位置は迎え角に依存しているため、特定の迎え角では翼上面に渦を発生させられるからです。
このためデルタウイング等で低速域の空力特性が悪い戦闘機でも大迎え角を取ることで離陸することが可能になります。
ただし最適な迎え角以外では失速してしまう危険性があるため、パイロットの技術が求められるらしいです。
F1でも渦揚力の利用を試みた例もありましたが、翼後方の流れが乱れたり、L/Dが劣悪だったらりで実用化はされていません。
2021/06/25(Fri) 13:20:23 | 日記