昨日は「学生フォーミュラ」について説明しましたが、今日は「千葉大学フォーミュラプロジェクト(以下:CUFP)」について紹介しようと思います。
CUFPは、大学公認の団体ではなく、工学部公認の団体です。その起源は2004年8月にさかのぼり、当時の千葉大学自然科学研究科材料加工学教育研究室のメンバーを中心に発足しました。現在でもほとんどのメンバーは工学部の学生で、全部で20人弱で活動しています。CUFPは発足当初からICV車両で大会に参戦していて、2026年大会もICVクラスに出場します。
車両は様々な部分から成り立っています。チームによって枠組みは多少異なりますが、CUFPでは「サスペンション班(3/25)」「フレーム・ブレーキ班(3/26)」「パワートレイン班(3/27)」「エアロデバイス班(3/28)」の大きく4つの班に分かれて車両製作を行います。とくに「エアロデバイス班」は無いところも多くあります。私はというとこの4つのいずれにも属しておらず、「渉外(3/22)」「会計(3/23)」「広報(3/24)」などのチームマネジメントに徹してチームを支えています。
学生フォーミュラに参戦している各チーム、それぞれ異なる強みを持っていると思いますが、CUFPが特に得意としているのは直線の加速性能です。競技の詳細は3/12にお話ししますが、CUFPはこの加速性能を競うアクセラレーションでICVクラスの日本記録を保持しています!CUFPのマシンは、とにかく速いんです!昨年の2025年大会でもアクセラレーションでは、それまでもCUFPが保持していたICVクラス日本記録を破り、ICVクラス日本新記録を樹立して堂々の1位を獲得しました!「直線番長」ここにあり!
この他、周回性能を競うオートクロスで4位、旋回性能を競うスキッドパッドで7位、耐久性能を競うエンデュランスで13位など、動的審査で好成績を収め、総合では9位を獲得しました!エンデュランスでは途中から降り出した豪雨の影響で思うようなタイムを残せなかったことは残念でしたが、天気を味方につけるのもチームの実力なのかもしれませんね⁉一方、コスト(23位)やプレゼンテーション(29位)、デザイン(10位)の静的審査では得点が伸び悩んでおり、より上位の成績を収めるためにはこの改善が必要不可欠です。
大会にはそれぞれのチームが「カーナンバー」を車両につけて走行します。このカーナンバーは前回大会の総合順位を基につけられます。CUFPの場合、2025年大会では前回大会の成績から「C21」をつけて走行しました。2026年大会では、2025年大会でICVクラス総合9位だったので「C09」をつけて走行します。最初のアルファベットはクラスを指しており、「C」はICVクラス参戦車両、「E」はEV参戦車両と、一目でわかるようになっています。数字が小さいほど前回大会の順位が高かったことがわかりますが、数字が大きいからと言って侮るべからず。近年の大会では順位争いが厳しくなっており、わずか数点の差で順位が大きく変わってしまうことも。また、強豪チームでも大会で予期せぬトラブルに見舞われ、思うように結果を残せないことも。したがって、前回大会の結果だけでなく過去数大会分の結果も踏まえて大会の行方を追うのが楽しむポイントかもしれません。CUFPのようにそれぞれHPを公開しているチームも多いですし、大会会場では各チームの詳細情報や大会の見所などが掲載されている「ガクエフマガジン」が販売されているので、こちらもぜひ手に取って全力で大会を楽しみましょう!