#18フレーム

「フレーム班」はその名の通り車両の骨組みであるフレームの設計・製作を行います。このフレームの強度が足りないとエンジンを載せたりドライバーが乗ったりしたときにふにゃっと曲がってしまいます。そのため十分頑丈なフレームにするために、使用するパイプの太さや厚さ、支えとなるパイプの配置などを考慮して設計を進めていきます。このフレームが完成しないと、フレームに載せるエンジンなどのパワートレイン部品、エアロデバイス、それからサスペンション部品等を設計することができません。厳密にはフレームに搭載する各種部品の設計もフレーム設計と同時進行で行われますが、フレームが決まらないと周りの部品も設計完了できないので正確性とスピードが求められます。フレームにはドライバーを守るという役割もあるため、レギュレーションでも安全面において厳しいルールがあり、この点についても十分満たしている必要があります。

フレームには大きく2つの種類があります。スペースフレームとモノコックフレームです。スペースフレームは多くのチームが採用しているフレームの種類で、パイプをつなぎ合わせて骨格を作ります。強度が高く、修正もある程度可能ですが、製作する部品点数が多く、それなりの労力が必要となります。後述のモノコックフレームよりは安価で導入のハードルが低いです。CUFPもスチールスペースフレームを採用しています。

一方のモノコックフレームは近年採用するチームがだんだんと増えてきた種類で、車両の軽量化を実現することができます。耐久性も高く、安全性も高いのが特徴です。しかし、一度完成してしまうと形状の変更ができないほか、製造コストも高く、導入のハードルが非常に高いのが欠点です。