伊藤です。
一段と寒くなり、朝布団から出るのに使うエネルギーが日に日に増しているのがわかります。毎朝嫌な気持ちになりながら一日が始まるので、伊藤は冬が嫌いです。夏が待ち遠しいです。
さてチームリーダーの方からチーム目標が明かされたということで、ここで伊藤のお気持ちも表明しておこうと思います。
今年はICV総合優勝を目指すということになりましたが、これは自分が一年生の時に個人的に掲げていた目標でした。いつかチームの目標になるといいなあと思ってましたが、まだ1位を目指せる状況ではなかったこともあり、なかなか優勝を目標にできませんでした。それが今年、ようやく優勝を目指すということになりました。正直チーム内でもいろんな意見があり、全員に完全に納得してもらえたかはわかりませんが、決まった以上は頑張っていこうということになりました。
学生フォーミュラはいろんな切り口で見ることができると思ていて、第一はものづくりを競う場として、他にはプロジェクトマネジメントを養う場やモータースポーツの一部としてなどいろいろな視点から考えることができ、それが魅力なのだと思います。クルマに興味がある人だけでなく、ただものづくりをしてみたい!という人やそもそもものづくりは知らないけどマネージングしてみたい!、広報やってみたい!という人でも幅広く参加できるのはとても意義あることだと思います。
では伊藤はどうかというと、バリバリにモータースポーツの人間なので、勝つことが正義だし、速いクルマが一番かっこいいし、クルマを作ったり走らせたりするときのアイデアはモータースポーツでの知見を多く参考にしています。いろんなところで学エフにかかわる人はこうであるべきとか、勝つよりもものづくりの方が重要とか目にしますが、どうも自分にはしっくりきませんでしたし、勝つことがモチベーションになってここまで来ました。
もちろんこれは個人的な感情なので他の人に強要するつもりはありません。勝つことがすべてではないというのもその通りだと思います。
いろんなモチベーションを持った人が同じ活動をしていかなきゃいけないので、そのあたりの難しさはありますよね。そこも学エフのいいところだと思います。
というわけで来年大会に向けてまた頑張っていきます。こんなことを言っておいて正直優勝を目指すには足りてないものがまだまだあると思ってますが、ひとまず何とかしていきたいと思います。
追伸
優勝を目指すにあたっては、これまでの礎を築いてくださったOB、OGの方々に感謝の気持ちを忘れないようにと思ってます。そもそも完走ができなかった時代から、着々と強いマシンを作れるようになり、上位校と呼ばれるくらいまで速いマシンを作れるようになりました。おそらくチームが公式に総合優勝を目標にしたのは今回が初?だと思いますが、そもそも総合優勝を目指せるレベルまでにチーム力を上げてくださったのは皆さんのおかげです。これまで千葉大学フォーミュラプロジェクトに関わった全ての人に優勝を捧げられるよう、頑張って参ります。