#4 アクセラレーション

今日は「アクセラレーション(以下:アクセラ)」という競技について説明していきます。アクセラは、車両が静止した状態から加速して75m先のゴールまでを何秒で走れるか、車両の加速性能を競う競技です。この種目の満点は100点です。前から話しているように、CUFPは現在ICVクラスの日本記録を持っています。何度も「ICVクラスの」と言っているのには訳があり、2025年大会からはICVクラスとEVクラスに分かれたのですが、加速性能においてはICVよりもEVの方が優れており、EVクラスの車両はCUFPよりもはるかに速く加速していきます。

これまでICVの車両にとって、このアクセラの一つの壁として「4秒」というものがありました。いくつものチームが4秒台前半、または4.0xxという非常に4秒に近いタイムを叩き出してきましたが、それでもなかなか4秒の壁を超えるチームは現れなかったのです。

ところが、ときは2019年大会。伝説が生まれます。この大会でCUFPはICV車両として初めて4秒切りを達成し、3.995秒という日本新記録を樹立しました。たった0.005秒ですが、ガクエフの歴史においては大きな0.005秒でした。2020年大会は新型コロナウイルスの感染拡大で現地での開催は見送られ、その後の車両製作においても十分な人員と時間を確保することが難しい時間が続きました。その後再開された現地での開催でも、CUFPのほかに4秒の壁を超えられたたチームはありませんでした。

そして昨年の2025年大会。「直線番長」と呼ばれるCUFPが新たに歴史に名を刻みます。自身が2019年に樹立したアクセラ3.995秒の日本記録を塗り替えたのです。記録は3.967秒。0.028秒の更新でした。ほかに4秒切りを達成したチームはなく、CUFPはアクセラで堂々の1位を獲得しました。

ちなみにEVはICVよりもずっと速い、と話しましたが、どれくらい速いのかというと、2025年大会EVクラスのアクセラで1位を獲った名古屋大学は3.706秒を記録しています。CUFPよりもさらに0.261秒も速い…

間近でアクセラを観戦すると、駆動音の高まりを感じながらその速さを体感することができます。また、各チーム車両に搭載しているエンジンやモーターが異なるため、加速時の音の違いにも注目です!

ちなみにどこをどのように調整すると速くなるのか、私にはよくわからないので、興味のある方はチームの詳しい先輩から話を聞いてみてください(;一_一)

競技のことよりチームの話をしすぎました…