4年のパワートレイン担当の横溝です。2026年大会をもって引退します。大会時には私を含め同期が3人いましたが、私のみが引退することになりました。残りの2人には、あと1年間頑張ってもらいたいと思います。
私が弊チームに入部したきっかけは、受験生の頃に見たZOZOの前澤さんのスーパーカーチャンネルと弊チームのコラボ動画でした。動画に出演されていた前澤レーシングのドライバーの方が私と同じ苗字だったことから、勝手に親近感が湧いたのを覚えています。それと同時に、大学生でこんな車を作れるのはすごいなと思い、入部を決めました。
初めて参加した2023年大会では、車検に苦戦したり、動的審査への出走がかなりギリギリになったりと、現場がピリピリしていたことをよく覚えています。
2024年度に入り、パート配属があったことで、本格的に車両製作に関わるようになりました。ひたすら苦手なフレームのすり合わせをしたり、配線を作ったり、工場で製作したりと、車両を1から作るという貴重な経験をすることができました。2024年大会では、車検担当とプレゼン審査の発表を務めました。初めての車検はとても不安でしたが、何度も練習を重ね、なんとか時間内に終えることができました。再車検もクイック車検に収めることができ、ひとまず安心したのを覚えています。プレゼン審査も、久しぶりの現地開催ということで準備が大変でしたが、チームメンバーと協力してなんとかやり切ることができました。順位は非常に良くありませんでしたが、今となっては良い経験だったと思います。動的審査では「直線に強い」と言われている千葉大ですが、アクセラレーションは思うような結果を出すことができず、エンデュランスではリタイアという非常に悔しい結果となりました。
そして2025年度は、プロジェクトリーダーを務めることになりました。これまで以上に責任感を持って活動しなければならないと、自分を常に奮い立たせていたように思います。チームの目標から活動方針、マシンコンセプトまで、チームメンバーと何度も話し合いながら決めました。その中で、「全種目完走」と「総合9位以内」という目標を掲げました。そうして始まった2025年度のプロジェクトは、本当にいろいろなトラブルがありました。それでも、チーム内外のたくさんの方々に助けていただき、なんとか乗り切ることができました。2025年大会では、車検担当、プレゼン審査の発表、そしてデザイン審査の当日発表を担当しました。毎日頭がパンクしそうでしたが、なんとかすべてを乗り切ることができました。動的審査でも好成績を収めることができ、個人的にはアクセラレーション1位を獲得できたことが一番嬉しかったです。そこからチーム全体の士気もかなり上がったように感じています。エンデュランスでは雨天に見舞われましたが、無事に完走することができました。そして総合順位は9位。掲げていた「全種目完走」と「総合9位以内」という目標を達成することができ、本当に嬉しかったです。
大会前から2026年度についても話をしていました。2025年大会を最後に辞めるメンバーがかなり多く、パートごとの人数などを考え、2026年度も残ることを決めました。しかし、2025年大会が終わったときの私は、すべてをやり切ったという気持ちで完全燃焼しており、なかなか気持ちを切り替えることができませんでした。研究室が始まり、新しく担当することになったパートの引き継ぎや勉強もしなければならず、さらに設計変更なども重なり、両立はかなり大変でした。それでも、やると決めたからには最後までやり切ろうと、自分を奮い立たせながらなんとか頑張ってきました。自分が最高学年になるということは初めてでしたし、今年ですべてを教え切らなければならないという後輩教育の面でも、学ぶことが多くありました。それでも、同期と後輩に恵まれ、最後の1年をとても楽しく過ごすことができたと思っています。そして迎えた2026年大会。結果としては悔いの残る大会となってしまいました。それでも、トラブルだらけのあの状況の中で大会を続けてくださった大会運営の方々には、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。今年も反省点はたくさんあると思います。今回の経験をしっかりと振り返り、ぜひCF27に活かしてほしいと思います。
そして私は、来年からはお金を落とす側に回ってしまいます。今まで支えていただいた分、少しでもチームに恩返しできればと思っています。
今年は大会が1ヶ月早かったこともあり、1ヶ月半の夏休みがあるので非常に嬉しいです。旅行に行ったりと満喫しています。これまでフォーミュラに充てていた時間をこれから何に使おうか、まだかなり悩んでいますが、とりあえず一旦バイト戦士になってみようと思います。
この活動を通して、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。車両製作に関する知識や技術はもちろん、チームをまとめることの難しさや、人に何かを伝えることの大切さ、そしてたくさんの方々に支えていただくことのありがたさなど、ここでしか得られない経験をたくさんすることができました。4年間、本当にありがとうございました。これからのチームのさらなる活躍をOGとして楽しみにしています。